電子技術科ニュース


「ものづくり教室 in 長野県工科短期大学校」を開催しました。(2019.1.26)

 1月26日(土)に当校電子技術科の回路実験室及びプログラム実習室で,「ものづくり教室in工科短期大学校」が開催されました。当日は上田市内の小学校の4年生から6年生の子供たち10名に参加していただきました。参加者の子供たちには,「マトリクスLEDを使った電光掲示板」の製作にチャレンジしてもらいました。「マトリクスLED」は、駅のホームや新幹線の車中でニュースなどが流れる電光掲示板に使用されています。街中や工事現場でも「マトリクスLED」を使った看板があります。
 製作の最初は,プリント基板へのはんだ付けです。背の低い部品から徐々に高い部品へとはんだ付けをしていきます。初めてハンダ付けをする子供がほとんどなので鉛フリーハンダに悪戦苦闘でしたが、補助の学生に手伝ってもらいながらはんだ付けをしていました。次にマトリクスLEDに表示する文字や絵などのデータの作り方を学習し、2進数から16進数への変換作業も出来るようになりました。最後にパソコンを立ち上げ、先ほど作成した文字や絵などのデータをキーボード入力してPICマイコンへ書込み動作確認をしました。
 当日は,電子技術科の田鹿教授が講師となり,学生の細田知秀さん・吉崎綾祐さん・斉藤直希さん・村上歩さんが子供たちの製作のお手伝いをしました。
 子供たちの中には、大変ユニークな絵などを作製した子もいて大人が驚くような作品を完成していました。子供たちは大変集中して楽しく学びが出来たようです。マイコン開発の一端に触れていました。
 当ものづくり教室は上田市の「ものづくり・キャリア教育推進事業」の一事業で,上田市城南公民館講座として開催されました。関係各位に感謝いたします。


授業の様子1 授業の様子1 授業の様子1 授業の様子1 授業の様子1 授業の様子1 授業の様子1 授業の様子1