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長野県工科短期大学校
 教育研究振興会事務局

〒386-1211
 上田市下之郷813-8
  TEL:0268-39-1111
  FAX:0268-37-1102




精密機械加工技術研究会

 本研究会は、切削工具や工作機械および被削材料の調査・研究を通して、 生産加工現場の高能率化・高精度化・ 無人化・ 低コスト化を推進させることを目指しています。
 講師として本校客員教授で長野県の技術アドバイザー等をなさっている西嶢祐先生をお迎えして、 平成12年(2000 年)に発足しました。西先生がホンダ時代に関わった様々な切削変革に基づいて、 加工現場では以外と知られていない加工理論を学び、 さらに実際の工作機械により加工の検証実験を行っています。
 その中から、それぞれの企業が抱えている加工現場の問題点の掘り起しとその改善策を探っていきます。

精密機械加工技術研究会イメージ

平成22年度の活動

 現在、生産現場では無人化・高精度化・高能率化および低コストが求められています。 現状を打破して高精度な加工を実現するには、切削工具と切削現象について、一層多くのことを知る必要があります。 本研究会では、切削工具・工作機械・被削材の関連を通して、生産現場の具体的事例をもとに、工具の損傷・切りくず処理など、 問題の原因とその解決と改善方法を習得します。

 第1〜4回目は、講師に西技術士事務所の西嶢祐先生をお迎えし、 切削理論などの講演を行っていただくと共に、 企業の生産活動の中では難しい切削実験も交えて理解を深めていきます。 本年度は主にミーリング加工を取り上げます。

 第5〜6回目は、講師として片山技術事務所の片山昌先生をお迎えし、 工具材種や被削材質の面からの講演を行っていただきます。工具損傷の事前予防策や、 被削材の成分と表面粗さとの関係などを材料特性の面から捉えていくことにより、 工具寿命評価や信頼性評価の方法を学びます。

【日程及び内容】
 ・日程は下表のとおりで、計6回
 ・時間は各回とも13:30〜16:30

月 日

内 容 (若干の変更もあります)

講  師

1

平成22年
10月14日(木)

【理論解説と実験による検証】

(1) フライス加工

・正面フライスの送り・切込みと表面粗さ
・正面フライスの切削幅・切削位置が表面粗さ,切削抵抗,バリの状態に及ぼす影響
・エンドミル加工(切削形態・送りと表面粗さ・切削抵抗との関係,比切削抵抗,切屑形態)
・エンドミル加工のポイント

(2) ドリル加工

・ドリル加工の切削条件と切削抵抗・比切削抵抗および切屑形態
・ドリルの形状(溝長など)と切削条件
・深穴加工のポイント

西技術士事務所

西 嶢祐 氏



本校教員
(実験・分析 等)

2

10月15日(金)

3

11月18日(木)

4

11月19日(金)

5

12月 2日(木)

(3) 切削工具と被削材(鋼材)の材質面から見た切削工具損傷および仕上面不良の原因と対策

・切削工具損傷と仕上面の顕微鏡観察
・切削工具の材質(抗折力、凝着性など)と工具損傷、仕上面不良
・被削材の材質(化学成分、硬さなど)と工具損傷、仕上面不良
・討議

片山技術事務所

片山 昌 氏



6

12月 3日(金)

【場所】
 長野県工科短期大学校(下記「お問い合せ先」参照)
【受講していただきたい方】
 ・フライス盤やマシニングセンタに携わっている方、携わろうとしている方
 ・切削理論に興味のある方
 ・生産技術や機械設計などの機械技術者の方
【募集人数】
 10名(定員になりしだい締め切ります)
【参加費】
 1人 20,000円(テキスト代含む)
【申込方法】
 9月24日(金)までに電子メールまたはFAXでお申し込みください
  ※ E-mail:kokatankidai@pref.nagano.jp
  ※ FAX :0268-37-1102

■ お問い合せ先
 長野県工科短期大学校教育研究振興会 精密機械加工技術研究会事務局
  〒386-1211 長野県上田市下之郷813-8
   TEL:0268−39−1111 FAX:0268−37−1102
   三木一隆(制御技術科)E-mail:miki@pit-nagano.ac.jp
   山嵜隆夫(生産技術科)E-mail:yamazaki@pit-nagano.ac.jp
   川久保英樹(生産技術科)E-mail:kawakubo@pit-nagano.ac.jp

【講師紹介】
 西技術士事務所 西 嶢祐 氏
1928年 長野県生まれ
1949年 長野工業専門学校(現信州大学)精密機械科卒業
(株)ツガミ、本田技研工業(株)、ホンダエンジニアリング(株)、(株)アツミテックを経て1988年西技術士事務所を設立現在に至る。
 ホンダ時代、ホンダグル−プの切削加工体質の変革運動「切削変革」に参画、機械・工具・材料三位一体の活動を提唱、実践マニュアルを作成、グル−プ全体を定着させた。
 現在は「現場の声」が原点、理論と現実との橋渡しが役割と機械加工の現場の行脚を続けている。長野県工科短期大学校客員教授、高度ポリテクセンタ−非常勤講師、長野県・山梨県技術アドバイザ−
【講師紹介】
 片山技術事務所  片山 昌 氏
工学博士
技術士(金属材料)
1963年 東北大学工学部金属工学科卒業
新日本製鉄株式会社勤務
1997年 片山技術事務所設立(東京都町田市)