丸山祐季君(2年生)が所属するチーム「SiNa Ko」がET-ROBOCON 2020 チャンピオンシップ大会に出場.競技部門で優勝しました!!

丸山祐季さん(2年生)が所属するチーム「SiNa Ko」がET-ROBOCON 2020 チャンピオンシップ大会に出場.競技部門で優勝しました!!

ET-ROBOCON 2020 へ,知能情報システム学科から2名が参加しました.この大会は,組込ソフトウェア技術者の教育を目的に開催されており,知能情報システム学科では2012年の大会から野瀬研究室の学生がチームを結成し連続して参加しています.昨年度からは,教育効果を高めることを目的に信州大学工学部電子情報システム工学科の小形研究室(ソフトウェア工学・要求工学)の学生と合同チームを結成して参加しています.今年度は,2年生で野瀬研究室に所属する田中壱清さん(チーム:S&K)と丸山祐季さん(チーム:SiNa Ko)の2名が参加し,それぞれ信大生と4名のチームでエントリークラスへ参戦しました.

今年度はコロナウィルスの流行により開催が危ぶまれましたが,Unityによる物理シミュレータとマイコンシミュレータを融合した「ET-ROBOCONシミュレータ」が提供され,完全リモートでの大会運営という異例の方法で開催されました.学生達もこの影響を受け,信大生が登校できないという厳しい環境下にあって,ZoomによるリモートミーティングやSlackによる情報共有といった,昨今まさにリモート環境で活用されているツールを駆使しながら開発に臨みました.

事前のプログラム提出による事前審査の結果,チーム「SiNa Ko」がチャンピオンシップ大会へ選抜されることが決定しました.チーム「S&K」も大変良い状態に調整できていたのですが,残念な結果でした.

11月22日(日)に完全リモートでチャンピオンシップ大会が開催され,エントリークラスへは7チームが選抜され走行を競いました.結果,競技におけるリザルトタイム(走行結果を表す計測時間)で-0.7秒という好成績を出したチーム「SiNa Ko」が競技部門での優勝を獲得しました.残念ながら,ソフトウェアの設計図に当たるモデル図の審査が伸びず,総合部門での入賞は果たせませんでしたが,新たに設定されたエントリークラスにおける初代競技全国チャンピオンという輝かしい成績を残すことが出来ました.

リモートによる大会の開催,開発プロジェクト,慣れないシミュレータ競技と,異例ずくめの大会でしたが,これからのソフトウェア技術者として大変良い経験となったと思います.この経験を卒業後にも活かし,新たな時代の技術者として頑張って欲しいと思います.

この場をお借りしまして,合同チーム結成と学生教育に御協力頂きました信州大学の小形先生,情報提供と学生教育に御協力頂きましたものつくり大学の永井先生に御礼申し上げます.また,大変なご苦労をされた実行委員会の皆様にも厚く感謝申し上げます.

※画像内のチーム所属が「工科短期大学校 情報技術科」となっていますが,参加申し込みの段階での参加費負担の関係でこのような記述となっています.合同チームのため,正しくは信州大学小形研究室も記述に含まれるべきであることを申し添えます

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