マイクロマウス

マイクロマウス競技は,情報理論の創始者であるC.E.Shannon博士が1950年代に原型を考案したと言われており,日本では1980年から40年近く開催されているロボット競技会で,国際的にも開催されています.競技では,自立型ロボットが自律的に迷路を探索し,その走破時間を競う競技です.現在行われている大会では,マイクロマウス競技だけでなく,ロボトレース競技やロボスプリント競技なども併せて行われています.
 情報技術科では,組み込み技術だけでなく制御理論やセンサからの信号処理などを統合したソフトウェアやロボットの組み立てなどのハードウェア技術の修得を目標に大会にチャレンジしています.大会には,高校生から社会人までの参加があり,全国大会の決勝に出場するには,地区大会でよい成績を残すことが必要となっています.