教育システム情報学会 北信越支部 令和元年度 学生研究発表会で学生が発表.優秀発表賞を受賞しました!
教育システム情報学会 北信越支部 令和元年度 学生研究発表会で学生が発表.優秀発表賞を受賞しました!
令和2年3月10日に開催された,教育システム情報学会 北信越支部 令和元年度 学生研究発表会で2年生の北條史華さんが卒業研究に関する成果について発表しました.本来であれば,新潟県長岡市のアオーレ長岡で開催されるはずでしたが,新型コロナウィルスの流行に伴い集合しての開催は中止となってしまいました.しかし,運営側の配慮からリモート環境での開催が可能となり,学生たちはTV会議システムやPC,タブレット等のアプリを用いて,各拠点から参加しました.北條さんは,野瀬研究室が3大学合同ゼミナールで利用しているTV会議システムを用いて,情報技術科の研究室から参加しました.
北條さんは,1年生の頃から野瀬研究室が主催している子供向けプログラミング教室にスタッフとして参加.その楽しさと奥深さに魅せられ,2年生になってからは中心的なスタッフとして活動してきました.彼女の姿に憧れ,「理系女子になる!」と言い出す女子小学生もいたほどの活躍でした.
卒業研究としてもLEGO MINDSTORM EV3を用いたプログラミング教育に関するテーマを選択し,今回の学会ではその集大成として「LEGO MINDSTORM EV3を用いた自律ロボットプログラミング教育の取り組み-ステートマシン図によるプログラミングツールの開発-」と題して,その研究成果を発表しました.感染症の影響からリモート参加の学会というイレギュラーな環境ではありましたが,大学4年生や大学院生に交じって堂々とした発表を行いました.
発表に関してかなり厳しい質問も頂きましたが,無事に発表を終了することができました.また,学会幹事による審査の結果,優秀な発表に対して与えられる優秀発表賞も受賞することができました.受賞者は,秋に行われる教育システム情報学会全国大会に招待講演として参加することができるのですが,残念ながら北條さんは卒業のため参加が叶いません.あたらな研究室メンバーがこの研究を引き継ぎ,さらに発展させてくれることを望みます.
この経験を基に,社会人となってもしっかりと物事の本質を捉えることのできるエンジニアとして活躍してほしいと思います.